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結婚式のスタート時間はいつ?午前・午後のメリット・デメリットを解説

結婚式準備

2024.09.27

挙式に向けた準備を進めるなかで「結婚式を何時から始めるのか」で悩む方は少なくないでしょう。
大きく分けて、午前・午後・夕方の3パターンがありますが、どの時間帯で始めるかによって、式の雰囲気やゲストへの配慮、スケジュール感なども変わります。
この記事では、あなたにとって最適な結婚式のスタート時間を選ぶために、各時間帯のメリット・デメリットを詳しく解説します。

結婚式にかかる時間の目安

結婚式のスタート時間を決める際には、結婚式にかかる時間の目安を把握しておくと、時間を決めやすくなります。
ウェディングプランによって多少の変動はあるものの、結婚式にかかる時間は基本的にほぼ一定です。
以下では、「挙式」と「披露宴」に分けてそれぞれにかかる時間を解説します。

挙式にかかる時間

挙式にかかる時間は、一般的に30分から40分程度です。
「神前式」「人前式」「教会式」など式の内容に応じてかかる時間は変わりますが、挙式自体は比較的短時間で終わります。

披露宴にかかる時間

披露宴にかかる時間は、一般的に2時間から2時間半程度が目安です。
なかには、3時間を超える披露宴もありますが、長時間の開催は新郎新婦やゲストの負担になってしまうこともあります。
披露宴にイベントを盛り込みすぎると、時間が長くなってしまうため、適度な時間のなかでゲストを楽しませるプランを計画するとよいでしょう。

結婚式スタートの時間帯は午前・午後・夕方

結婚式スタートの時間帯としては、午前・午後・夕方の3つの選択肢があります。
それぞれの基本的なタイムスケジュールは、以下の表のとおりです。

挙式(所要時間30分) 披露宴(所要時間2時間半) 二次会(2時間)
午前スタート 10:30~11:00 11:30~14:00 15:00~17:00
午後スタート 14:00~14:30 15:00~17:30 18:30~20:30
夕方スタート 18:00~18:30 19:00~21:30 同日の開催は難しい

スタートする時間帯によって、式の雰囲気だけでなく、ゲストのもてなし方も変化します。
そのため、それぞれの特徴を理解して、最適なスタート時間を選べるとよいでしょう。
また、人気の式場では、次の挙式と被らないように使用時間が厳格に決められていることもあります。
予約が埋まってしまうと、理想の時間帯に挙式ができない可能性もあるため、式場を決める際は、挙式時間も考慮して選ぶのがおすすめです。

結婚式の時間帯別のメリット・デメリット


結婚式のスタート時間を選ぶ際には、時間帯別のメリット・デメリットを理解し、自分たちにあった時間帯を選ぶことが重要です。
次に、「午前」「午後」「夕方」の3つの時間帯ごとに、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

午前スタートの場合のメリット・デメリット

午前スタートの場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 縁起がよい
  • 披露宴が昼食時と重なる
  • ゲストの帰宅の心配がない
デメリット
  • 準備が朝早い
  • 遠方ゲストは前泊が必要な場合も
  • 二次会までの時間が空きやすい

昔から「お祝いは明るいうちが吉」と言われ、午前中の挙式は縁起がよいとされています。
そのため、ご年配の方や縁起を大切にする方からは、午前中の挙式が喜ばれるでしょう。
また、早い時間帯に自宅に戻れるため、翌日が平日の場合でもゲストに疲労がたまりにくく、小さいお子様を招待するうえでもおすすめです。
一方、午前中スタートの挙式は朝早くから準備に取りかかる必要があり、ヘアセットやメイクがある女性には負担に感じることもあります。
また、14時頃に披露宴が終わるため、二次会を飲食店などで開く場合は、披露宴の終了から二次会開始までに時間が空いてしまうかもしれません。

午後スタートの場合のメリット・デメリット

次に、午後スタートの場合のメリット・デメリットを紹介します。

メリット
  • 準備に時間の余裕がある
  • 前泊も当日泊も必要がない
  • 二次会のスタートがスムーズ
デメリット
  • 食事の時間に被らない
  • 結婚式に1日時間を取られてしまう

午後スタートの結婚式は、時間的な余裕があり、ゆったりと準備ができたりするのが大きな魅力といえるでしょう。
また、遠方からのゲストがいる場合、午後からの開始であれば、前泊をせずに当日に移動時間を確保することも可能です。
一方で、午後スタートの結婚式は、昼食後に始まり夕食前に終わるため、ゲストに食事時間の調整をお願いしなければいけません。
準備の時間を含めると、1日がかりのイベントになってしまう点もデメリットの一つです。

夕方スタートの場合のメリット・デメリット

最後に、夕方スタートの場合のメリット・デメリットをみていきましょう。

メリット
  • ロマンチックな雰囲気を演出できる
  • 仕事が忙しいゲストも招待しやすい
  • 費用が安い傾向がある
デメリット
  • 遠方ゲストには宿泊が必要
  • 高齢者や子供には負担になる
  • 二次会の開催は難しい

夕方スタートの結婚式は、ロマンチックな雰囲気を楽しみたいカップルに最適です。
夕日や夜景、キャンドル装飾をはじめ、ナイトウェディングならではの演出は、一般的な結婚式とは異なる特別感を得られるでしょう。
日中に別の用事を入れられるため、仕事が忙しいゲストも気兼ねなく招待しやすいこともメリットの一つです。
また、ナイトウェディングを希望する方は少ないため、式場費用が安くなりやすい点も嬉しいポイントです。
一方で、挙式や披露宴が夜遅くに終わることが多く、ゲストの移動手段や帰宅時間、宿泊場所を考慮することが必要となります。
また、ご年配の方や小さいお子様を招待する場合は、負担にならないように配慮するとよいでしょう。

結婚式のスタート時間を決めるポイント


結婚式のスタート時間を決めるポイントは主に3つあります。
人気の曜日や時間帯を選ぶ
ゲストの移動時間などを踏まえて選ぶ
結婚式の演出などを踏まえて選ぶ
さまざまな要素を考慮して、自分たちにとって最適なスタート時間を選びましょう。

人気の曜日や時間帯を選ぶ

土曜午後スタートの結婚式は、当日の準備や移動時間に余裕があるうえ、翌日も休日の方が多く、もっとも人気の時間帯です。
土日休みのゲストの方が多い結婚式であれば、土曜午後スタートを選択すれば間違いありません。
ただし、人気の時間帯であることから、早い段階で予約が埋まってしまうこともあるため、スケジュールには注意しましょう。

ゲストの移動時間などを踏まえ選ぶ

遠方から参加するゲストが多ければ、当日の移動時間を考慮して選ぶのがおすすめです。
たとえば、地方からのゲストを都内の式場に招くケースや、海外やリゾート地で挙式をするケースなどがあげられるでしょう。
午前スタートの場合は前泊になることもあるため、ゲストへの配慮を忘れずにおこない、お車代や宿泊場所の手配なども事前に検討しておくと安心です。

結婚式の演出などを踏まえて選ぶ

結婚式の雰囲気や演出から時間帯を選ぶのも方法の一つです。ビーチウェディングやガーデンウェディングをはじめ、開放的な景色を演出するプランでは、太陽が差し込む午後の時間がベストです。
一方、キャンドルなどを用いて、ロマンチックな雰囲気を演出したい場合は、夜景を臨むナイトウェディングも効果的です。
このように、理想の結婚式を具体的にイメージするなかで、どの時間帯が自分たちの作り上げる式に合っているかが決まることもあります。

結婚式当日に二次会をする際のポイント

最後に、結婚式当日に二次会をする際のポイントを解説します。
主なポイントはこちらの2つです。

  • 二次会の時間や場所に配慮する
  • 二次会参加者の特徴を把握する

結婚式当日に二次会を予定している場合、二次会のスタート時間や場所にも配慮が必要です。
披露宴が終わる時間を考慮し、ゲストが移動しやすい場所で二次会を行うことが望ましいでしょう。
また、二期会に参加するゲストの特徴を把握することも、とても重要なポイントです。
遅い時間帯になると、ご年配の方や小さなお子様には負担になるほか、小さな子どもがいるゲストのなかには「子どもが起きている時間に帰りたい」と考える方もいるかもしれません。
さまざまな事情のゲストが参加できるよう、二次会を早い時間に設定したり、入退場が自由なスタイルにしたりと対策をして、参加者全員が心から楽しめる配慮を忘れないようにしましょう。
ナイトウェディングなどで、当日の二次会開催が難しい場合は、披露宴と二次会をあわせて実施する1.5次会スタイルを取り入れるのもおすすめです。

まとめ

結婚式のスタート時間は、午前・午後・夕方と3つのパターンがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
新郎新婦の視点では、理想とする式の雰囲気を実現でき、演出が映えるような時間帯を選ぶのがおすすめです。
また、ゲストの準備や移動、翌日への疲労なども考慮しつつ、できるだけ多くの方が負担なく参加できるような時間帯に実施できるとよいでしょう。
自分たちにとって最適なスタート時間を選択し、思い出に残る結婚式を挙げてくださいね。

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この記事を書いた専門家(アドバイザー)

著者情報 JADEE_MEDIA

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