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パパママ婚・ファミリーウェディングとは?魅力や注意したい点を解説

最近では、家族そろって挙式を行う「パパママ婚(ファミリーウェディング)」が注目されています。
赤ちゃんや子どもと一緒に挙げる結婚式は、夫婦だけでなく家族としてのスタートを祝うかけがえのない時間です。
一方、「出産後に体型が戻らず似合うドレスがあるかわからない」や「育児をしながら準備を進められるかが不安」などの悩みを抱える方も少なくありません。
本記事では、パパママ婚の魅力や注意点を詳しく解説します。

パパママ婚・ファミリーウェディングとは


パパママ婚(ファミリーウェディング)とは、すでに子どもがいる夫婦が、子どもと一緒に挙げる結婚式のスタイルを指します。
近年では「授かり婚」や「再婚」をきっかけに、出産後に結婚式を挙げるカップルも増えており、家族全員で人生の節目を祝うこのスタイルが注目されています。
パパママ婚は、単なる夫婦の誓いだけでなく、子どもを含めた“家族のはじまり”を実感できる点が魅力です。
式の内容も、子どもが参加する演出を盛り込んだり、親子の写真撮影を充実させたりと、家族の絆を感じられるものが豊富です。

パパママ婚・ファミリーウェディングのメリット

パパママ婚は、家族の形を大切にする結婚式のスタイルとして、多くのカップルから支持を集めています。
子どもが参加することで、単なる式ではなく「家族の物語」として記憶に残る一日になります。
演出も子どもを中心のものにすると、親子の絆や成長の瞬間を共に祝う貴重な機会となるでしょう。
加えて、親しい人たちに子どもを紹介する場としてもピッタリです。

家族そろって結婚式に参加できる

家族そろって結婚式に参加できるのは、パパママ婚ならではの大きな魅力です。
特に、子どもと一緒にバージンロードを歩いたり、親子3人でのケーキカットを行ったりといった演出は、家族の絆を象徴する感動的な場面になります。
結婚式を通じて「家族で人生を歩む」という意思を共有できる点は、夫婦二人だけの式では得られない特別な価値といえるでしょう。
写真や映像にも、親子のふれあいがしっかり残ることで、後に見返したときの満足度も高まります。

子どものお披露目の場にもなる

結婚式は、子どもを親戚や友人に紹介する絶好の機会でもあります。
遠方に住んでいる親族や、久しぶりに会う友人に子どもの成長を直接見てもらえることは、親にとっても大きな喜びです。
特にフォトタイムや映像演出などに子どもが登場する場面を取り入れることで、会場全体が和やかで温かい雰囲気に包まれます。
式の中で「はじめまして」を伝えることで、これからの子育てに対する周囲の理解や協力も得やすくなるでしょう。

パパママ婚ならではの演出ができる

パパママ婚では、子どもが演出の一部として活躍できる点も大きな魅力です。
例えば、リングボーイやフラワーガールとして登場させる演出や、親子でファーストバイトを行うなど、家族の参加を感じられる演出が豊富にあります。
子どもがすこし大きくなっていれば、手紙の読み上げやプレゼントを渡すシーンを設けることも可能です。
こうした演出は、ゲストにとっても微笑ましく、会場の雰囲気を和やかにしてくれます。
とくに子どもが主役として輝く場面を作ることで、親子での協力や成長を改めて実感できる機会にもなります。

パパママ婚・ファミリーウェディングの注意点


パパママ婚は魅力的な選択肢ですが、子どもと一緒に結婚式を行うからこそ、通常の挙式にはない準備や配慮が求められます。
特に、出産後の体調や体型の変化、育児による忙しさ、当日のバタバタ感は、予想以上に負担になるケースもあります。
また、演出の自由度やドレス選びに制限が出る可能性もあるため、事前の情報収集と計画がとても重要です。
ここでは、パパママ婚を検討するうえでとくに注意しておきたいポイントを詳しく解説します。

人によっては体型が戻るのに時間がかかる

出産後の体型は、すぐに妊娠前の状態に戻るとは限りません。
ホルモンバランスや授乳、育児による睡眠不足などの影響で、ダイエットや体づくりにかけられる時間が限られることも多くあります。
とくにウエディングドレスは身体のラインが出やすいため、理想のスタイルで着こなしたいと考えている人にとっては、満足のいく選択が難しいこともあります。
式までにどの程度回復できるかは個人差があるため、無理のないスケジュールと衣装選びを心がけましょう。

当日の役割分担を決めておく必要がある

パパママ婚では、結婚式当日に子どもを誰が世話するかを事前に明確にしておきましょう。
赤ちゃんの着替えや授乳、泣き出したときの対応など、細かいシーンごとに誰が動くかを決めておかないと、新郎新婦が対応に追われてしまい、ゆっくり式を楽しめなくなる可能性があります。
とくに「当日は本人たちに余裕がない」という前提で、祖父母や信頼できる友人などに協力をお願いする体制を整えておくと安心です。

結婚式への意識の低下

子育てに追われる日々の中では、結婚式の準備に意識を向ける余裕がなくなってしまうこともあります。
「子どものことで手一杯で気力がわかない」「式の必要性を見失ってしまった」と感じるケースも少なくありません。
とくに授乳や夜泣きなどで寝不足が続くと、心身のコンディションが整わず、準備が億劫になってしまうこともあります。
準備の工程を分担したり、プロに任せられる部分は外注するなど、無理のない進め方を心がけましょう。

マタニティウェディングの検討

出産後の体力や生活リズムに不安がある場合は、マタニティウェディング(妊娠中の挙式)も視野に入れてみましょう。
出産前であれば、体型の変化が比較的安定しており、準備期間も計画的に確保しやすいというメリットがあります。
ただし、つわりや体調不良などで思うように進められない可能性もあるため、無理のない範囲で検討することが大切です。

パパママ婚・ファミリーウェディングの子どもの年齢別の気を付けたい点


パパママ婚を成功させるには、子どもの年齢に応じた対策が欠かせません。
年齢によって行動や生活リズムが異なるため、準備や当日の進行にも大きな影響を与えます。
子どもの年齢による違いを理解したうえで、それぞれの年齢に合わせた環境づくりとスタッフ・家族の連携を計画しておくことが、安心して当日を迎えるポイントになります。

0歳の場合

0歳の赤ちゃんと一緒に結婚式を挙げる際は、とくに授乳やおむつ替えのタイミングを考慮することが重要です。
式場に授乳室やおむつ替えスペースがあるか、控室で落ち着いて過ごせるかを事前に確認しておきましょう。
また、当日は泣いてしまうことも多いため、あらかじめ対応役を決めておくことが安心につながります。

1歳前後の場合

1歳前後は、歩き始めたばかりで好奇心が旺盛な時期です。
じっとしているのが難しく、親から離れると泣いてしまうこともあるため、安心できる環境を整えることが大切です。
席の配置や演出のタイミングを調整し、必要に応じて途中退席ができるようにしておくとよいでしょう。
また、赤ちゃんよりも体力がついてくる分、動き回るリスクもあるため、安全面にも注意が必要です。
おもちゃや絵本など、静かに過ごせるグッズを用意しておくと、ぐずったときの対応にも役立ちます。

2歳前後の場合

2歳前後になると、自我が芽生え、行動範囲が広がることで式当日の予測が難しくなります。
好奇心のままに動き回ったり、大きな声を出したりすることも多いため、長時間の拘束は難しいと考えておくのが無難です。
託児スペースを確保したり、落ち着いて過ごせる別室を用意したりと、状況に応じて対応できる選択肢を複数準備しておくと安心です。

パパママ婚・ファミリーウェディングのポイント

パパママ婚を成功させるためには、通常の結婚式以上に入念な準備と配慮が求められます。
子育て中の忙しさを踏まえたスケジュール管理や、子どもの年齢に合わせた式場の選定、当日のトラブルに備えた段取りなど、事前の工夫が当日の安心感につながります。
とくに赤ちゃん連れの場合は、授乳やおむつ替えのスペース、託児施設の有無など、式場の設備や対応力も重要なチェックポイントです。
このセクションでは、パパママ婚を計画する際に知っておきたいポイントを具体的に紹介します。

長めに準備期間を確保する

子育てと並行して結婚式の準備を進めるのは想像以上に大変です。
打ち合わせの日程調整や、試着、招待客の管理など、多くのタスクがある中で、育児のスケジュールに左右されてしまう場面も多くなります。
そのため、通常よりも余裕を持った準備期間を設定することが重要です。
理想としては1年以上前からの計画スタートがおすすめで、途中で子どもの体調不良などがあっても柔軟に対応できるようにしておくと安心です。
また、オンラインで対応できる式場や、事前にまとめて打ち合わせができるプランを選ぶのも時短につながります。

当日は余裕を持ったスケジュールにする

結婚式当日は、子どもが泣いたり眠くなったりするなど、予測できない事態が多く発生します。
そうした事態に対応できるよう、各進行は余裕を持った時間を設定することが重要です。
例えば、着替えやお色直しにかかる時間を通常より長めに設定したり、移動や食事のタイミングを調整したりすることで、全体の流れをスムーズに保てます。
スケジュールを詰め込みすぎると、親子ともに疲れてしまうため、無理のない構成にすることが成功のポイントです。
事前に式場スタッフとも綿密に打ち合わせを行い、緊急時の対応についても共有しておくと安心です。

子どもに配慮した式場選び

パパママ婚を行う際は、式場の雰囲気やプラン内容だけでなく、子どもにやさしい環境かどうかを重視して選ぶことが重要です。
授乳室やおむつ替えスペース、託児所の有無といった設備面はもちろん、スタッフが子どもへの対応に慣れているか、打ち合わせに子連れで参加しやすいかなどもチェックポイントとなります。
以下に、特に注目したい3つの観点を紹介します。

子連れでの打ち合わせができるか

打ち合わせの段階から子どもを連れていけるかどうかは、忙しい育児中の家庭にとって大きなポイントです。
キッズスペースの有無や、ベビーカーでの来館がしやすいかどうか、個室での対応が可能かなどを事前に確認しておくと安心です。
また、スタッフの子どもへの理解度も、スムーズな準備進行に影響を与える要素になります。
可能であればオンライン打ち合わせに対応している式場を選ぶと、育児との両立がしやすくなります。

託児所や授乳・おむつスペースの有無

当日、赤ちゃんを安心して預けられる託児所や、静かに授乳やおむつ替えができる専用スペースの有無は、親の精神的な余裕にもつながります。
とくに長時間の挙式や披露宴では、子どもがぐずったときに一時的に避難できる場所があることで、親も安心して式を楽しめます。
授乳スペースやベビーベッドのある控室などが用意されているかどうかを見学時に確認しましょう。

離乳食や子どもに対応した料理

子ども向けの食事メニューの対応があるかどうかも、式場選びの重要なポイントです。
離乳食やアレルギー対応の食事を提供してもらえるか、事前に持ち込みが可能かなど、子どもの月齢に応じた配慮が必要です。
また、スプーンや子ども用の椅子など、小さな備品の有無も事前に確認しておきましょう。
家族で安心して食事を楽しむために、料理の柔軟な対応力は大きな安心材料となります。

パパママ婚ではなくマタニティウェディングという選択肢も


パパママ婚と並ぶ選択肢として、妊娠中に結婚式を挙げる「マタニティウェディング」も検討してもよいでしょう。
出産後よりも体力や時間のコントロールがしやすいケースが多く、出産前の比較的落ち着いたタイミングで準備を進められるのがメリットです。
ただし、妊娠中ならではの体調の不安定さや衣装・演出における制限もあるため、自分たちに合ったタイミングやスタイルを冷静に見極めることが大切です。
ここでは、マタニティウェディングのメリットとデメリットを両面から解説します。

マタニティウェディングのメリット

マタニティウェディングには、以下のメリットがあります。

  • 出産前に準備を進められる
  • マタニティならではの演出ができる
  • 子育てが始まる前に挙式ができる

パパママ婚とは違ったメリットがあるため、自分たちにどちらが合うのかを確認することが重要です。
それでは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

出産前に準備を進められる

出産後は育児に追われて準備の時間がなかなか取れませんが、妊娠中、とくに安定期であればある程度計画的に打ち合わせや準備を進められます。
体調が安定しているタイミングを選べば、ドレスの試着や会場見学も無理なく行えます。
出産という大きなライフイベントの前に、夫婦の節目として気持ちを整えるよい機会になるでしょう。
スケジュールに余裕を持たせることが、マタニティ婚を成功させるポイントです。

マタニティならではの演出ができる

お腹の赤ちゃんも一緒に迎える結婚式は、マタニティウェディングならではの特別な意味があります。
たとえば、赤ちゃんへの手紙の朗読や、エコー写真を取り入れたムービー演出など、妊娠中だからこそできる感動的な企画も人気です。
「3人で迎える結婚式」というテーマを取り入れることで、家族の始まりを印象づけるセレモニーになります。
思い出として残す価値の高い、あたたかみのある演出が可能です。

子育てが始まる前に挙式ができる

出産後は日々の育児に追われ、まとまった時間を確保するのが難しくなることが多いです。
その点、妊娠中に挙式を済ませておけば、出産後は育児に専念でき、心身ともに余裕を持って子育てに臨めます。
また、「結婚式を挙げたいけれど子育てでそれどころじゃない」と後回しになるリスクも回避できます。
夫婦の大切なイベントをしっかり形に残すという意味でも、マタニティ期の挙式は有効な選択肢といえるでしょう。

マタニティウェディングのデメリット

マタニティウェディングにはメリットはありますが、妊娠中ならではのデメリットもあります。
特に気にしておきたいデメリットとしては、以下があげられます。

  • ドレス・衣装や演出に制限が出る
  • つわりや体調不良で思うように準備ができないことがある
  • 体調不良による結婚式のキャンセルの可能性

大切なのは、自分の体と相談しながら無理のない範囲で計画を立てることです。
以下では、デメリットをそれぞれ詳しく解説します。

ドレス・衣装や演出に制限が出る

妊娠中は体型が急激に変化するため、選べるドレスが限られてしまうことがあります。
とくにビスチェタイプやタイトなマーメイドドレスなどは着用が難しくなる場合もあり、衣装選びに苦労する可能性があります。
また、立ったり歩いたりする動きが多い演出や進行は、体への負担が大きいため避けることが必要です。
体型に合わせたデザインや伸縮性のある素材を選び、体への負担を最小限に抑える工夫が求められます。

つわりや体調不良で思うように準備ができないことがある

妊娠初期はつわりがひどく、外出や長時間の打ち合わせが難しい場合があります。
また、思い通りに動けないことで焦りや不安を感じてしまうこともあるでしょう。
こうした状況に備えて、夫婦で役割分担をしておくことや、体調が悪いときには無理せずオンラインで対応できる準備をしておくとスムーズです。
自分ひとりで頑張らず、パートナーやスタッフに適宜頼ることが、ストレスを減らすポイントです。
また、つわりが特にひどいという方は、マタニティウェディングではなく、パパママ婚(ファミリーウェディング)を選択する方がいいケースもあります。

体調不良による結婚式のキャンセルの可能性

妊娠後期になると、突然の体調変化や医師からの安静指示により、式を延期またはキャンセルせざるを得ないケースもあります。
そうした万が一に備え、契約前にキャンセルポリシーをしっかり確認し、キャンセル料や延期対応がどうなるのかを把握しておくことが重要です。
挙式保険などを活用するのもひとつの対策です。
安心して式当日を迎えるためには、リスクを想定した準備が欠かせません。

パパママ婚かマタニティウェディングか迷った時は

結婚式を挙げたいと考えたとき、「出産前に行うマタニティウェディング」と「出産後に子どもと一緒に行うパパママ婚」のどちらが自分たちに合っているのか迷う方も多いのではないでしょうか。
それぞれに魅力と注意点があり、ライフスタイルや体調、家族の考え方によって最適なタイミングは異なります。
選ぶ際は、妊娠期・育児期の生活を想像しながら、自分たちが「どんな一日を大切にしたいか」に目を向けることが大切です。
二人だけでなく、子どもや親族も含めた“家族全体”で考えることで、後悔のない選択ができるでしょう。

パパママ婚・ファミリーウェディングのまとめ

パパママ婚とマタニティウェディングは、それぞれのライフステージに合わせて選べる素敵な結婚式のスタイルです。
どちらも家族の絆を深める機会であり、自分たちらしい形で人生の節目を祝えます。
大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、「自分たちにとってどちらが幸せか」を軸に考えることです。
JADEEは、マタニティ花嫁のウェディングドレス専門店として、素敵な結婚式のお手伝いをしています。
パパママ婚かマタニティウェディングかを考える際の参考として、マタニティウェディング用のドレスを見てみるのもおすすめです。

また、実際自分達にはどっちのスタイルが合っているかまだわからない、迷っているといった際もお気軽にご相談ください。
パパママ婚、マタニティウェディングどちらがいいかというのは正直、実際の現在の状況など色々な要素をお聞きしないと判断が付きづらい部分があります。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、今と未来を踏まえ考えた時にどちらが理想に近い結婚式になるか、後悔のない結婚式になるかを検討し決めるのが大切です。

マタニティ専用ウェディングドレスならJADEEへ、
お気軽にご相談ください!

この記事を書いた専門家(アドバイザー)

著者情報 JADEE_MEDIA

JADEE(ジェイディ)は2004年創業の日本初のマタニティ花嫁専門ウェディングドレス店です。 マタニティに精通したプロフェッショナルが、国内外から選りすぐった上質な素材・レースをふんだんに使用し、最新トレンドを取り入れながらドレスを製作しています。 マタニティ体型を徹底的に研究し、マタニティ専用ウェディングドレスだけを250着以上ラインナップしています。 (続々と新着ドレス入荷中!)

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